骨格的に頬骨は「頬骨弓」と「頬骨体」という部分に分かれています。筋肉的には大・小頬骨筋、頬筋との関わりが深いです。
正面から顔を見た時にやや横から横への頬骨の膨らみが気になる方は「頬骨弓」が、正面またはやや横よりが気になる方は「頬骨体」が張っていることが多いです。
頬骨が気になる原因は大きく三つです、一つ目が【骨格の遺伝】、二つ目が【日常生活による癖】、三つ目が【加齢による脂肪、筋力の低下】です。
日常生活による癖は具体的に「頬杖をつく」「片方で物を噛む」「歯ぎしり」「うつ伏せ寝」などがあげられます。
加齢による、では頬骨の下には大きな脂肪体が2つあり、年齢によって減少し頬骨が浮き出て見え、目立つようになってきます。
また、頬骨は左右での高さの違いや張り出し方の違いなど、左右差も現れやすいパーツの一つでもあり、日常の癖が大きな影響をあたえます。
リンパとも関係も深く、小顔にしたいからと言って頬骨の下のリンパを流し過ぎると逆に目立つようになります。
一般的に頬骨が高いことは良いことと言われます。幸がある、キュート、愛嬌がある、笑顔が素敵。など良いことばかりです。(頬骨が前に高い場合)
笑顔について解説すると、いい笑顔を作るには【大・小頬骨筋】【頬筋】で頬と口角を持ち上げ目を細くし、【笑筋】【下唇下制筋】で口を半月型にします。特に頬と口角を持ち上げる大・小頬骨筋は頬骨についている為、頬骨が高いと自然と頬と口角の引き上げに高さが生まれ、柔らかい素敵な笑顔になります。
しかし、頬骨が高いと悪いこともあります。それは年齢を重ねてから現れてくる「骨骨しい印象」特に面長の方に多いですが、頬骨の下の脂肪が加齢で痩せ、筋肉も落ちることで骨が浮いたように見えます。印象としては不健康そう、幸が薄そうなど、マイナスなイメージが強くなります。
また、画像のように頬骨の横側がでっぱり、フェイスラインを乱してしまうような状態では、女性らしい印象は薄れてしまいます。
優しい特殊な圧で骨をじわじわ動かしていきます。またリンパとの兼ね合いも非常に重要視しています。原因のところでも少し触れましたが、頬骨は頬との高低差によって目立つようになるので、わざと頬の下のラインのむくみを残し高低差を薄め目立たなくしたり、フェイスラインと頬骨のバランスを調節したりなど、ただ小顔にするだけでなく「美しい顔」という観点も大切にしています。